HDAWG-SKW出力スキュー調整オプションは、HDAWGの信号出力のスキュー設定分解能を10 psに高めます。これに対し、ベースとなるHDAWG測定器のスキュー設定分解能は1サンプルクロックサイクル、すなわち最大サンプリングレート2.4GHzで417psです。高分解能のスキュー調整は、サブナノ秒の信号立ち上がり時間とナノ秒レベル以下のチャネル間スキュー校正を同時に必要とするアプリケーションに適しています。
注:多くの場合、HDAWG-SKWオプションを使用しなくても、出力信号のタイミングのサブサンプル設定精度を達成することが可能です。出力信号のタイミングをサンプリング・レートよりはるかに細かい分解能で調整する方法については、このブログ記事を参照してください。